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2008年2月21日 (木)

[WILLCOM] 「新つなぎ放題」から始まる(かもしれない)新しいWILLCOM

WILLCOMから新しい料金プラン「新つなぎ放題」が発表になりました。
わたしは「ウィルコム定額」プランと同じくらい大きな変革になるんじゃないかと感じました。

今までの「つなぎ放題」コースが「遅い」「高い」と不評になりつつあったため、従来の「つなぎ放題」コースを「8x」まで対応し、2年縛りにすることで「3,880円」まで料金を抑えたバリュープランという捉え方が多いような気がします。
「新」+「つなぎ放題」という料金プラン名も一因かもしれませんが。

しかし、従来の「つなぎ放題」コースともっとも大きく違う点は、

【音声通話に対応していない!

という点です。
DDIpocket時代からこれまでに、「音声通話」に対応していなかったコース(プラン)はあったでしょうか。
たぶん「H"IN」くらいでしょう。まぁ、あれはモジュール側の制限だと思いますが。

つまり、今回の「新つなぎ放題」プランは今までのWILLCOMの料金プランになかった「データ通信専用」プランなのです。
DoCoMoの「定額制データプラン」、auの「Packet WIN」、SoftBankの「データバリューパック」と同じカテゴリーのプランですね。
ケータイキャリアにとってのデータ通信専用プランは、PC接続によるパケット通信を定額制にしたくない(できない)という、トラフィックの増大を抑止する意味が大きそうですが…。

しかし、すでにデータ通信定額を行ってきたWILLCOMにはそのような抑止(制限)をする必要性はないはずです。
さらに、「ウィルコム定額」プランを導入しているのだから、音声通話に対応せずにデータ通信専用プラン(パケット通信のみ)にしても通信トラフィックの節約になんてなりません。
まして、コストが安くなるとは思えません。

つまり、この「新つなぎ放題」プランは音声端末とデータ端末の複数回線契約を本格的に推し進めるための布石としか思えないのです。
WILLCOMが「契約者数の増大」に本腰を入れてきたということでしょう。

以前書きましたが、WILLCOMは音声通話向け料金コースとデータ通信向け料金コースを分離せずに料金プランを設定したまま、データ通信定額を導入してしまいました。

その結果、音声通話端末でも定額データ通信ができてしまうという、ユーザーにとっては一石二鳥な状態になってしまっていました。
これがWILLCOMの複数回線契約推進の足枷になっていたのは前述の通りです。

この状況を打開するために、「低価格」と「高速通信」を武器に「音声通話制限」を受け入れさせる手段なのでしょうね。(『安いんだから、通話できないのはしかたない…?』)
まぁ、他キャリアのビジネスモデルに合わせるというのは気に入りませんが、この方法が今のWILLCOMにはベストなのでしょう。
2年縛りが解ける頃には、ヘビーユーザーの次世代PHSへの誘導も展開しやすいでしょうし。

個人的には、「DD」(WS002IN)が「新つなぎ放題」プランの対応機種に入っている点はおもしろいですね。(^^)

これを機会に、待ち受け制限一切なしのBluetooth内蔵モデムを発売しませんかねぇ。
できれば、小型軽量でストラップに付けられるくらいの大きさで、待ち受け時間24時間、連続通信時間5時間くらいできれば、実用的なんじゃないかなぁ。
たぶん、Palmなダブルホルダーが釣れるような気がするんですけどねぇ。(^^;
それと、充電方法は良く検討してくださいね。充電方法が面倒だと、利用価値が低くなりますから。(^^;

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