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2008年12月23日 (火)

[EeePC] 「EeePC 900」と「EeePC 900A」との違い

全く唐突なエントリーですが、また早まった行動をしないように戒めの意味を込めて、覚え書きです。(^^;

※「EeePC 900」は個人的事情により海外版「EeePC 900」を基準としています。
 国内販売の「EeePC 900-X」とは一部仕様が異なりますので、ご了承ください。m(_ _)m

■EeePC900Aの仕様

20080804_06.jpg20080819_01.jpg

外見はEeePC900で、中身はAtom搭載の901譲り。
しかし、バッテリ容量減、Bluetooth非搭載。
OSはLinuxというEeePC901の廉価版のような位置づけ。
SSDもCドライブは4GBのまま。
さらにMLCになっているという改悪。(--;
ウェブカメラも省略されています。
その分、価格は安く抑えられていますが…。

EeePC 900 EeePC 900A EeePC 901
筐体 好み 好み ……
天板デザイン ツルツル ツルツルじゃない ツルツルじゃない
天板ロゴ ASUS EeePC EeePC
CPU 超低電圧版 Celeron M 353(900MHz) Atom N270(1.60GHz) Atom N270(1.60GHz)
パフォーマンス
(MP3エンコード)

4分19秒

N/A

5分12秒
バッテリ容量 5,800mAh(4セル) 4,400mAh(4セル) 6,600mAh(6セル)
バッテリ駆動時間 約3時間10分 N/A 5時間30分
容量あたりの駆動時間 約3.3分/100mAh N/A 約5.0分/100mAh
バッテリの互換性 509-3.jpg互換性なし!(コネクタが違う…))
900Aは901と互換?
Cドライブの仕様 SLC(4GB) MLC(4GB) SLC(4GB)
Bluetooth なし なし あり

見た目は「EeePC900」なので魅力的ですが、SSDがMLCになっているんじゃ、魅力薄です。(--;
「EeePC900」よりも魅力的なのはAtom搭載ってだけですね。
それも、バッテリが4400mAhに減らされているんじゃ、バッテリ駆動時間も「EeePC900」との差も怪しいもんです。
一応、バッテリは「EeePC901」と互換性があるようですが…。

■参考
■Eee PC 900Aの仕様判明、900筐体入り901廉価版 - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2008/08/04/eee-pc-900a-900-901/
■900AはMLCだった - x-gadget:blog
http://project-r.org/cgi-bin/diarypro/archives/513.html
■Eee PC 900A - x-gadget:blog
http://project-r.org/cgi-bin/diarypro/archives/509.html
■EeePC 900A|冬眠鉄馬
http://ameblo.jp/springermania/entry-10153672991.html
■Eee PC 900か901か? それが問題だ
http://ascii.jp/elem/000/000/183/183867/index-3.html
■価格.com - 『起動するのに時間がかかりますね~』 クチコミ掲示板
http://rss.kakaku.com/bbs/-/SortID=8470460/#8473852


 

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2008年12月18日 (木)

[Treo750] Treo750でWILLCOMメール(実践編+問題点)

ちょっと、間が開いてしまいましたが、それではWILLCOMメールを実際に送って見ましょう。
まず、WILLCOMのアカウントから[Menu]-[New...]で新しいメールを開きます。

20081218220620.jpg
(新規メール)

説明なんて要らないですよね。(^^;
適当に文章を作って、送ってみましょう。
メールが完成したら、まず、WX310KをBluetoothの接続待ち中にします。
WX310Kの準備ができたら、[Send]を押します。

すると、ダイアルアップ接続のダイアログ(吹き出し?)が出て、WX310Kでダイアルが始まります。

20081218221001.jpg
(ダイアルアップのダイアログ)


(WX310Kのダイアル)

Treo750のステータスバーを見ると、WILLCOMのメールボックスの中を見てから、送信動作に入っているようです。

20081218221023.jpg
(Looking for changes)

これはパソコンからWILLCOMメールを送信する際の仕様が、一度メールを受信操作をして認証を受けた状態でないとメールを送信できないという方式になっています。
たぶん、初めにメールボックスをチェックするのは、この仕様にも関係しているんじゃないでしょうか。

さて、無事に送信できたでしょうか?
たぶん、ダイアルアップがまだ接続したままだと思います。
忘れないうちに切断してください。
PRINは時間従量制で料金が掛かりますので、送信が終わったら、とっとと切断しましょう。
MMSLiteなら、送信完了後、自動的にダイアルアップを切断してくれるのですが…。

実は、初めてテストした時に、WILLCOMメールの送信後、自動的にダイヤルアップを切断してくれた記憶があるんです…。
それが、いろいろ設定(ハードリセット含む(^^;)していたら、今は自動切断してくれません。
何か設定があると思うんですが…。(--;

これで、設定がちゃんとできていることが確認できたと思うので、もう少し便利に使う設定をします。

W-ZERO3 標準メールメニュー拡張 IbxMnuResOA 」というツールがあります。
このツールは、受信したMMSに返信を書く時に任意のアカウントに切り替えてメールを作成できるようになります。

※Offisnailさんの「Offisnail Mail2PIM」を使っている方は、「Mail2PIM」をインストールしてから「IbxMnuResOA」をインストールしてください。
順番を逆にインストールすると、Outlookのメニュー表示と起動するツールの位置関係がおかしくなります。

わたしの使い方は、WILLCOM端末に来たメールはGmailのアカウントに転送しています。
そして、Gmailに集約されたメールはGmailのファイタを通して、Treo750に転送されています。
つまり、Treo750のMMSにWILLCOMアドレス宛のメールも転送されてきます。

Treo750で読んだWILLCOMアドレス宛のメールに返信しようとすると、通常ですとMMSのアドレスでしか返信できないという仕様になっています。
そこで、この「IbxMnuResOA」をインストールすると、[Menu]-[アカウントを指定して返信(B)]が追加されます。
これを選んで返信メールを作成すると、WILLCOMアカウントで返信メールを作成することができます。

20081215143556.jpg
(アカウントを指定して返信)

1点。
オリジナルメールの内容はコピーされませんので、参照しながら返信を書きたい場合は、オリジナルメールを[SelectALL]→[Copy]してから、[アカウントを指定してから返信(B)]をして、[Paste]すればいいと思います。

ここまで設定できて、やはり惜しいのはWX310Kの待ち受け時間の仕様です。
常時待ち受けできない上に、一定時間で待ち受け状態が解除されるのは不便です。

WILLCOMメールを送るためには、

  1. WX310Kを取り出す
  2. WX310Kを開く
  3. 「*」ボタンを長押しして、接続待ち受け中にする

という動作が必要です。
せめて、サイドボタンで待ち受け中にできれば、少しは楽なんですが…。(--;

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[etc.] ぺんてる『airpen MINI』

専用ペンと受信ユニットを組み合わせて、手書きの筆跡をPCなどに取り込めるデジタルペン。

ぺんてる『airpen』の公式サイト
http://www.airpen.jp/

従来機に比べて受信ユニットのサイズが約3分の1になった「airpen MINI」について調べてみた。
この『airpen』に関して興味を引いたポイントは、

  • デジタルペンのリフィル(替え芯)が標準的な「ゼブラ4C互換サイズ」という規格を使用している。
  • WindowsMobile用のアプリケーションがあり、手書きデータの閲覧やメールに添付しての送信が可能。
    http://www.airpen.jp/products/tokuchou-airpenNOTE_Pocket.html

    l_si_apnp.jpg
    (airpen”対応WM用ソフト「airpenNOTE POCKET」)

です。

まず、リフィルが「4C」互換サイズなので、ジェルインクボールペンのリフィルが使えるって事が大きい。
油性ボールペンに比べると、インクの消耗が早いですが、書き味を考えたら、ジェルインクに軍配が上がります。
そして、WindowsMobile版アプリがあるとなると、Treo750との連携ができるかが気になるところです。

んで、調べてみました。

実は4C互換サイズのゲルインクリフィルってそんなに出ていないんですね。
たぶん、2種類くらい。

パイロット
LHRF-20C

ゼブラ
JSB

ボール径(mm):

0.3

0.4

0.4

0.5

0.7

筆記距離(m):

200-230

130

不明

60-70

不明

色: 黒、赤、青

ブラック、ロイヤルブルー、カーマインレッド、
エメラルドグリーン、エバーグリーン、セピア、
ボルドー、ブルーブラック、
マンダリンオレンジ

ブラック、ロイヤルブルー、カーマインレッド、
エメラルドグリーン、エバーグリーン、セピア、
ボルドー、ブルーブラック、マンダリンオレンジ、
クールグレー※、バイオレット※、
イエローオーカー※
※印は限定色(数量限定)
蛍光マゼンタ

●参考
■パイロット ハイテックCスリムスとLHRF-20C - アフィリエイトの文具評論家ブログ
http://blogri.jp/schreibzeugkritiker/entry/1216563404/
■PILOT ゲルインキボールペン替え芯(LHRF-20)
http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/refill9/index.html
■ZEBRA ジェルボールペン替芯一覧
http://www.zebra.co.jp/pro/listkaesin_jelball.html

※「ゼブラJSB」は4C互換サイズながらわずかに径が太いため、ゼブラJSBを填めてしまうとJSB以外を使えなくなる可能性があるらしい。

■SHARBO-X - tadachi-net 出張所
http://tadachi.txt-nifty.com/blog/2007/03/sharbox.html

「パイロット ハイテックCスリムス」の替芯を使った方が無難そうだが、色の種類が少ないのが残念。
個人的にはブルーブラックかセピアが使いたいので、危険を承知で「ゼブラJSB」かなぁ。

次に、WindowsMobile用ソフト「airpenNOTE POCKET」ですが、USBホスト機能が必要ということで、Treo750の仕様は無理みたいです。(--;

■手書き文字をそのまま取り込める“airpen”対応WM用ソフト「airpenNOTE POCKET」
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0805/13/news135.html

それと当たり前ですが、WindowsMobile上では手書きデータは「画像データとして閲覧」できるだけで、文字データ(テキストデータ)として取り込めるわけではありません。
「airpen」のOCR機能は、Windows用アプリである「airpenNOTE」に手書き文字認識ソフトウェアが統合されています。

この「airpen」は「MVPen」の技術をパテント供与されたものらしいです。
「airpen MINI」と「MVPen」は受信ユニットはよく似ています。
しかし、裏のクリップ部分に違いがあり、「MVPen」は数枚しか挟めないが、「airpenMINI」はクリップになっているので、ノート1冊分くらいは挟めるようだ。

554c2e29.jpgf0397cd9.jpg
(クリップ部分比較 airpenMINIのクリップとノート)

a020.jpga130.jpga040.jpg
(クリップ部分比較 MVPenと紙)

さらに、付属のデジタルペンは「airpen」の方が使いやすいらしい。
「MVPen」付属のデジタルペンは、文字を書くときにペン先が見えにくいため、使いにくい。

077dec68.jpg
(ペン先の違い airpen)

a110.jpga106.jpg
(ペン先の違い MVPen)

「airpen」のペン先のは約4.0mm、「MVPen」は3.5mm。
多少は「airpen」有利…。(^^;
また、リフィル交換は交換スイッチをスライドするだけで、リフィルが外れます。
これは交換に手間取る「MVPen」にはなく、かなり楽そう。

また、「MVPen」は文字を書くときペン先が1mm程度引っ込むことで、筆跡を認識しているので、それなりに筆圧をかけないとダメらしい。
特にジェルインクを使って、サラサラっと書くと認識できない。
それに対して、「airpen」はりフィルの根元に感圧センサーがあるようで、ほとんど沈み込みはなく、認識も優秀です。

■「手書きを手軽にデジタルに」 MVPen のその後
http://jikan.livedoor.biz/archives/51657054.html

また、付属のソフトウェアも「airpenNOTE」と「NoteTaker」ではかなり使い勝手が違うらしい。

比較は下のブログを見た方がわかりやすいかも。

■airpen-Mini はさすがです。 - yoronwakowのブログ
http://ameblo.jp/yoron05-pc/entry-10175851713.html
■十一月三十日 無遅刻・無欠勤、お疲れ様ですの巻き [日記]
http://takion.blog.so-net.ne.jp/archive/20081201
■デジタルペンな生活
http://blog.livedoor.jp/splashdigi/

また、こちらに「MVPen」の詳しい使用レビューがあって、とても参考になりました。

■MVPen 使用レビュー Vol.1 ユニット本体
http://airline77.air-nifty.com/ph1/2008/05/mvpenvol1_e4e5.html
■MVPen 使用レビュー Vol.2 デジタルペンⅠ
http://airline77.air-nifty.com/ph1/2008/05/mvpenvol2_4313.html
■MVPen 使用レビュー Vol.3 デジタルペンⅡ
http://airline77.air-nifty.com/ph1/2008/05/mvpenvol3_f6c2.html
■MVPen 使用レビュー Vol.4 読み取り精度Ⅰ
http://airline77.air-nifty.com/ph1/2008/05/mvpen_vol4_368e.html
■MVPen 使用レビュー Vol.5 読み取り精度Ⅱ
http://airline77.air-nifty.com/ph1/2008/05/mvpen_vol5_a500.html
■MVPen 使用レビュー Vol.6 読み取り精度Ⅲ
http://airline77.air-nifty.com/ph1/2008/05/mvpen_vol6_5ede.html
■MVPen 使用レビュー Vol.7 OCR精度Ⅰ
http://airline77.air-nifty.com/ph1/2008/05/mvpen_vol7_ocr_5f40.html
■MVPen 使用レビュー Vol.8 OCR精度Ⅱ
http://airline77.air-nifty.com/ph1/2008/05/mvpen_vol8_ocr_32d7.html
■MVPen 使用レビュー Vol.9 番外編 「お楽しみはこれからなのだ」
http://airline77.air-nifty.com/ph1/2008/05/mvpen_3fae.html

●個人的結論

現状では、ハードウェアは「airpen MINI」の方が良さそう。
ジェルインクに変更すると筆圧を掛けづらいので「MVPen」では認識が甘くなりそう。
また、受信ユニットもクリップ式の方がいいです。
しかし、ソフトウェア的には「MVPen」付属の「NoteTaker」の方がいいという意見もあるので、悩むところです。

とは言っても、Treo750で使えないのはちょっと残念だが、よくよく考えれば、最近はそれほど手書きすることってないんだよねぇ~。(^^;
まぁ、いろいろ考えるところもあるんですが、まずは自分の習慣作りからかなぁって感じです。
「airpen」を活用できるくらいになる頃には、新しい「airpen」が出ているかもしれませんしね。

【追記】
JustSystemのオンラインショップでも、ジェルインクタイプのリフィルを扱っているんですね。
■airpen 用のゲルタイプのリフィル(替芯) - 1日1tech
http://miyana2m.blog2.fc2.com/blog-entry-474.html

【追記】
コメントでご指摘を戴きました。
この記事で使っている写真はリンク先のブログから、お断りしないで使用させていただきました。
ブログの方々で、ご気分を悪くされましたら、お詫び申し上げます。
すいませんでした。m(_ _)m

ご都合が悪い場合は、この記事は削除させていただきますので、お手数ですがご連絡ください。

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2008年12月14日 (日)

[WILLCOM] WX310K割引キャンペーンについて思うこと

WX310Kの在庫処分的色合いが強いんでしょうが、ちょっと気になった点を…。

まず、WX310Kだけにある機能に「Bluetoothによるダイアルアップ接続」があります。
以前アップしたように、WILLCOMにとってリスクを含んだ諸刃の剣だった機種が販売終了になります。
(当時の高機能全部入り?端末としては搭載せざるを得ない機能だったのでしょう。)
今までラインアップに残っていただけでも不思議だったんですが、このWX310Kがなくなると、Bluetoothによるハンズフリー通話ができる機種がなくなってしまうので、残していたとも言えそうです。
今の時期に販売を終了するということは、WX310Kの出荷台数も少なくなったこととともに、Bluetoothによるハンズフリー通話はWILLCOM 03で対応できる自信?ができたんじゃないでしょうか。(安定性的にも価格的にも)
で、Bluetooth使いたい人はWILLCOM 03使えと。(ちょうどこちらも実質負担額0円キャンペーン中ですね。(^^;)
モデム通信したい人はUSBケーブル接続で使えと。

個人的には儚い期待を持っていないわけではありません。
来春出るといわれている京セラの新端末にBluetoothが受け継がれてほしいという思いはあります。
しかし、おサイフケータイも出さなきゃいけないし、京ポン3は開発頓挫してお蔵入りしたっていう噂はあるし、かなり希望は薄いですね。(--;

もう一つ。
WILLCOMの中の人がどういう意図でこのキャンペーン価格を設定したかは知りませんが、かなり意味深長な価格設定に感じました。
このキャンペーン価格で契約すると、支払い名目は違えど、価格的にはもろSoftBankのスーパーボーナスでのホワイトプランとかぶるんですよね。

  • 2年縛りで端末代金0円で、月々980円のみ!
  • 同じキャリアなら通話料無料もメールも無料!

WILLCOMの方が無料通話の時間帯や他キャリア・PCへのメールの制限がない分、やや有利です。
しかし、WILLCOMもSoftBankもサブ端末としての契約の需要が高く、相手を限定できてしまうので、それほど有利とも言えないでしょう。
ホワイト家族24もありますし。

とは言っても、このキャンペーンの契約動向は、いいサンプルになると思います。
対象が新規契約でウィルコム定額プラン限定ですから、今までWILLCOMを使ったことがない全くの新規契約者が多ければ、最低限の月額利用料をもっと下げればまだまだ他キャリアとの競争力はあるってことです。
しかし、既存ユーザーの買い増しの方が多ければ…。(--;
可能性として、リアルインターネットプラスをつけて、Bluetoothモデム端末として使うために買われているのかもしれませんね。
通信速度が遅くても、月々3,000円程度でつなぎ放題のBluetoothモデムが手に入るならお得だと思います。

ただ、このキャンペーンの告知が大々的に行われているとは思えないですし、台数もかなり少ないようなので、サンプルの信用度としては低そうですが…。

個人的には、契約プランが限定されていなければ、ちょっと興味があったんですが…。(^^;
新つなぎ放題+通話オプションで契約すれば、3,000円弱でつなぎ放題&話し放題ですから。(^^;
まぁ、そんなおいしい話は、さすがのWILLCOMも見落としはしないですね。

ちなみに、WILLCOM STOREでは全色完売のようですが、さっきヨドバシを見てきたら、全色あるようでした。
もちろん、割引キャンペーンのポップはありましたが、誰も気づいてないようでした。
店員も3年前の機種じゃ、売る気にならないんでしょうね。(^^;

 

【12/18追記】

契約プランは変更できるみたいですね。
「新つなぎ放題+通話オプション」での契約は魅力的ですね。(^^)
わたしはこの数日でちょっと心変わりしたので、新規での追加契約は見送りです。(^^;
某掲示板を見ていると、けっこう買い増し需要の方がが多そうで、WILLCOMの将来が不安になります。(--;

 

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2008年12月13日 (土)

[Treo750] Treo750でWILLCOMメール(設定編)

WX310Kをモデムにして、Treo750からWILLCOMメール(****@pdx.ne.jp)を送れるように設定できました。
これまでも、初代W-ZERO3やTreo700pでやってみたことなんで、改めて書くほどのことはないのですが、予想していたよりも簡単にできたので、書いておきます。
ただ、いくつかの点で、実用的かどうかは利用方法次第なんですが…。(^^;

まず、WILLCOMのPDXメール(他社のMMS相当)の特徴のひとつに、ケータイ端末からだけでなく、端末をモデム接続したパソコンからでも、WILLCOMのアドレスでメールを送信することでがあります。
もともとデータ通信に力を入れていて、無線プロバイダとして側面があった名残みたいなものでしょうか。(^^;
これは、Gmailの送信者詐称(^^;とは違い、パソコンからメールを送信した場合もWILLCOMのsmtpサーバーを使って送信されるので、基本的に受信者にはケータイ端末から送ったメールと同じように見えます。

さて、初代W-ZERO3やPalmマシンのTreo700pができたのに、同じWindowsMobileマシンのTreo750では難しいかも?と思っていた理由は、わたしのTreo750がWM6だからです。(^^;
ネットで見ると、イーモバイルの端末をモデムにして、WM6マシンをクライアントとしてBT-DUN接続しようとすると、なかなか接続できない例がけっこうあるんですよね。
なんかWM6のレジストリの問題のようですが。
実際にやってみたら、懸念していた問題はまったく関係ないようであっさりできてしまいました。(^^;

それでは、まず設定に必要な情報を用意します。

●WILLCOM端末(WX310K)とパソコンを接続する設定

  • POPID
  • パスワード
  • 受信メールサーバーの種類
  • 受信メールサーバー名
  • 送信メールサーバー名
  • 接続先電話番号
  • ダイアルアップユーザー名
  • ダイアルアップパスワード

以上です。
「POPID」~「送信メールサーバー名」までの設定は、WILLCOM端末のオンラインサインアップの画面から得ることができます。
WX310Kを例に説明します。
[メニュー]-[メール]-[オンラインサインアップ]を開き、ネットに接続します。

Image019_1.JPG
(オンラインサインアップ画面)

この画面の「5.パソコンやPDAの設定」を選択します。

Image020_1.JPG
(オンラインサインアップ画面)

ここで「POPID」と「パスワード」は知ることができます。
この2つはWILLCOM端末がAir-Edge回線に接続する時のIDとパスワードになりますので、各回線契約ごとに固有のものとなります。
他人に漏らさない方がいいと思います。
次に6行目の「パソコンやPDAのその他の設定情報はここを押して確認してください。」の「ここ」を選択します。

Image021_1.JPG Image022_1.JPG Image023_1.JPG
(パソコンやPDAのその他の設定画面)

「接続先電話番号」以外の情報が表示されます。
間違いのないようにメモします。
接続先電話番号は、ここに書いてある通り、契約しているプランによって変わります。

新つなぎ放題/つなぎ放題[PRO]/
ネット25[PRO]/パケコミネット[PRO]/
つなぎ放題[4x]/パケコミネット/データ定額

8x/4Xパケット方式 0570-570-711##64
つなぎ放題リアルインターネットプラス 2xパケット方式 0570-570-611##64
ネット25 4xパケット方式 0570-570-511##64
フレックスチェンジ方式 0570-570-511##7


それでは、Treo750の設定をします。
まず、[Start]-[Settings]-[Connections]タブ-[Connections]の[Advanced]タブ の[Select Networks]を選びます。

20081202211228.jpg
(Connections画面)

[Network Management]の画面で、[New...]ボタンを押します。(2つありますが、どちらでも大丈夫です。)

20081202215052.jpg
(Network Management画面)

[My ISP name]の画面で、接続設定の名前を決めます。
わたしはわかりやすいように「WILLCOM」にしました。

20081202211606.jpg
(My ISP name画面)

次に、[Modem]タブに移り、[New...]ボタンを押します。

20081202212113.jpg
(WILLCOMのModem画面)

[Make New Connection]画面に変わり、[Enter a name for the connection:]欄にモデム名を入れます。
わたしは「WX310K」にしました。
下の[Select a modem:]欄は[Bluetooth]を選び、[Next]を押します。

20081203213931.jpg
(Modem name画面)

次にBluetoothデバイスを選ぶ画面になります。
これまでに、「WX310K」とペアリングをしてないければ、何もデバイス名が表示されていないと思いますので、「Add new device...」をタップします。
おっと、その前にWX310Kの「Bluetoothを接続待ち中」にしてください。(「*」ボタン長押し)

20081202212837.jpg

Bluetoothデバイスの探索中になり、画面にWX310Kが検出されると思います。

20081202213225.jpg
(WX310K検出)

[WX310K]を選んで、[Next]を押してください。

ペアリングを行うパスコードを入力する画面になります。
適当な数字を入力して、[Next]を押します。
通常は「1234」なのかな?

20081202213429.jpg
(Treo750 パスコード入力画面)

すると、WX310K側にもパスキーを入力するダイアログが表示されます。
しばらくすると消えてしまうので、すばやく先ほど入れた数字を入力します。

Image024_1.JPG
(WX310K パスキー入力画面)

Treo750側にペアリングが成功したという内容のダイアログが出ます。
先ほどのBluetoothデバイスを選択する画面にWX310Kが表示されるので、WX310Kをタップします。
すると、「Enter the number exactoly as it should be diald.」という「接続先電話番号」を入力する画面になります。
先ほど、メモした「接続先電話番号」を入力します。
このとき、電話番号の「-」(ハイフン)は省略しないでください。
省略すると、正しくダイアルできなくなり、接続に失敗します。

20081202214350.jpg
(「接続先電話番号」入力画面)

次に[User name:]と[Password:]を入力する画面になります。
これは「ダイアルアップユーザー名」と「ダイアルアップパスワード」になりますので、 両方とも「prin」と入力します。
[Domain:]欄は空欄のままです。

20081202214732.jpg
(User name/Password画面)

これで、[Finish]を押して終わりです。

20081202214918.jpg
(WX310K作成終了)

OKを押します。
[Network Management]画面に戻りますが、「WILLCOM」が選択されているのを「Internet」(または「My Work Network」)に忘れずに戻しておいてください。
ネットにつなげなくなります。(^^;

20081202215040.jpg 20081202215052.jpg

(Connectionを戻す)

これで、OKを押して、[Settings]を終了させます。

次にWILLCOMのアカウントを作成します。
Today画面で[E-mail]を押して、[Setup E-mail]を選択するか、[MMS]の画面から[Menu]-[Tools]-[New Account...]で[E-mail Setup]画面を開きます。

20081202215828.jpg または 20081202215746.jpg

[E-mail Setup]画面を開いたら、ご自分のWILLCOMのメールアドレスを入力して、[Next]を押します。
ここでは、[Password:]欄は空欄のままでもかまいません。

20081203215355.jpg
(メールアドレス画面)

次に設定をインターネットから自動的に読み込むか聞いてきますが、今回は手動で設定しますので、チェックマークをはずして、[Next]を押します。

20081202220203.jpg
(自動設定画面)

次にプロバイダを選ぶ画面になりますので、[Internet e-mail]を選んで[Next]を押します。

20081202220331.jpg
(e-mailプロバイダ画面)

次に、名前とアカウント名を入力する画面になります。
ここで[Your name:]欄は空欄にします。
WILLCOMメールはデフォルトの状態だと名前を付けずにメールアドレスだけで送信していますので、ここに名前を入力するとメールを受信した相手のアドレス帳に登録されている名前に関係なく表示されてしまいますので、受け取った相手が不思議がると思います。(^^;
[Account display name:]はOutlookの画面に表示されるアカウント名(「MMS」とか「Text Messages」とか)ですので、ご自分のわかりやすい名前をつけて、[Next]を押してください。
わたしは「WILLCOM」です。

20081202221022.jpg
(Yourn ame/Account name画面)

次は[Incoming mail server:]名です。
ここでは、「受信メールサーバー名」と「受信メールサーバーの種類」を入力します。
上の[Incoming mail server:]欄には「pop3.pdx.ne.jp」を入力し、下の[Account type:]欄は「POP3」のままで、[Next]を押します。

20081202221411.jpg
(POPサーバー名画面)

次の[User name:]と[Password:]は「POPID」と「パスワード」を入力します。
各自違いますので、メモした「POPID」と「パスワード」を間違いのないように入力してください。
そして、[Save password]にチェックマークを入れて、[Next]を押してください。

20081202221722.jpg
(POPID/パスワード画面)

次は[Outgoing (SMTP) mail server:]の入力です。
ここに「送信メールサーバー名」を入力するので、「smtp.pdx.ne.jp」と入れてください。
下の[Outgoing server requires authentication]と[Use the same user name and password for sending e-mail]は両方ともチェックマークを入れます。

20081202222207.jpg
(SMTPサーバー名)

そして、画面下部にある[Advanced Server Settings]をタップします。
ここの画面で先ほど作った接続を選択します。
わたしの場合、「WILLCOM」です。
上の[Require SSL for Incoming e-mail][Require SSL for Outgoing e-mail]は両方ともチェックしません。
設定したら、[Done]を押して、「SMTP server」の設定画面に戻ったら、[Next]を押します。

20081202222502.jpg
(Advanced Server Settings画面)

最後は、送受信を自動的に行うかを設定する画面ですが、常時Bluetooth接続しているわけではないので、[Automatic Send/Recieve:]は[Manually]にします。

20081203220337.jpg

これで、[Finish]を押すと、「今すぐメールをダウンロードしますか?」というダイアログが出ますが、Noを押してください。

20081203220348.jpg
(Finish画面)

これで、アカウント一覧に戻りますが、もしかしたら、「MMS」など設定済みのアカウントが表示されなくなっているかもしれません。
その場合はソフトリセットすれば、元に戻りますので、あせらずにリセットしてください。

以上で、WILLCOMメールのアカウントは作成されましたが、もう少し設定します。

メール画面(Outlook)から[Menu]-[Tools]-[Options...]を開きます。

20081212215744.jpg
(メール画面)

Options画面の「Tap an account to change settings.」にある「WILLCOM」をタップします。

20081212215906.jpg
(Options画面)

「Contents:」が開くので、「Send/Receive Schedule」をクリックします。

20081212215942.jpg
(Contents画面)

「E-mail Setup」画面が開きます。
「Automatic Send/Receive:」は「Manually」になっていると思います。
WX310KのBT-DUNの仕様上、常時待ち受けにはならないので、「Manually」にするしかないと思います。
次の「Download messages:」をわたしは「Today's messages」にしています。
ここを「From the past 3 days」にすると、送信に掛かる時間が1分以上長くなります。(40秒→2分)
また、WILLCOMのオンラインサインアップの設定で、サーバーにはメールが残っていないので、意味ないですしね。
設定したら、「Done」を押します。

20081212220157.jpg
(E-mail Setup画面)

「Contents:」に戻るので、次は「Download Size Settings」をクリックします。

20081212215942.jpg
(Contents画面)

「Message format:」を「Plain Text」に変更します。
ここを「HTML」のままにしておくとHTML形式のメールで送信されてしまうので、WILLCOM端末から送った場合と違ってしまいます。(^^;
それに送られた相手にも不都合ですよね。
次の「Message download limit:」はお好みで。
わたしは「Headers only」にしています。
先ほどの「Download messages:」と同様サーバーには受信できるメールはないですから。

20081212220332.jpg
(E-mail Serup画面)

これで「Done」を押しておしまいです。
後は「Done」、「OK」と押して、メール画面に戻ります。

これで、一応設定は終了です。

かなり、長くなってしまったので、実際にWILLCOMメールを送るテストは次のエントリーに分けます。


 

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