2007年9月13日 (木)

[DOSモバ] 認識できるメモリカード

DOSモバを使ったことがある方ならご存知とは思いますが、DOSモバにはPCMCIAスロット (PCカードスロット)が1つ搭載されています。
ここにメモリカードを挿すことで、ブートドライブやデータドライブとして利用します。
DOS化が話題になった頃にも、認識できないカードがあったり、ブートディスクに設定できないカードがあったりと、意外とクセがあります。(^^;

再活用するに当たって、調べた内容をまとめておきたいと思います。m(_ _)m

■メモリカードをフォーマットする際の注意
・MobileGearは、WindowsXPマシンでフォーマットしたメモリカードは認識することができません。(DOS窓からFORMAT.EXEでフォーマットしても認識できない。)
・また、一度WindowsXPマシンでフォーマットしてしまうと、MobileGearの「メモリカードの初期化」でも認識できません。
・その場合、WindowsXP以外のシステムかメモリカードを初期化できる機器(デジカメなど)で初期化した後に、MobileGearの「メモリカードの初期化」でフォーマットすることで再認識できます。

■認識できる容量の限界
・MobileGearは大容量のメモリカードの場合、全容量を認識することができないようです。(無理に使用すると保存したつもりのデータが破壊されてしまうようです。)
・512MBくらいでも全容量は認識できない場合があるようです。
・一部の情報で、HP200LXでフォーマットした1GBのメモリカードなら認識できたという情報もありますが、その後の検証は不明です。

■使えるメモリカードの種類
・変換アダプタを使うことで、PCMCIAメモリカードだけでなく、CFカード(コンパクトフラッシュ)、SDカード、miniSDカード、microSDカード、スマートメディアカード、メモリスティック、メモリスティックDuoなどを使うことも可能です。
・ただし、使用する変換アダプタとメモリカードの種類の組み合わせによって、認識できない場合がある。(これがやってみないとわからない…。)

■確認したメモリカードの組み合わせ

◆使用した変換アダプタ
a【CF→PCカード】SanDisk「CompactFlash PC Card Adapter SDCF-26
b【SD/SM/MS/MMC→PCカード】Logitec「マルチカードアダプタ LMC-CA41AD
c【SD→CF】Panasonic 「SD→CF変換アダプタ BN-CSDABP3/P
d【miniSD→SD】A-DATA「256MB miniSDカード」(80倍速)付属品
e【miniSD→SD】Transcend「256MB microSDカード」付属品
f【microSD→miniSD】BUFALLO 「microSD→miniSD変換アダプタ
g【microSD→SD】Transcend「256MB microSDカード」付属品
h【microSD→SD】A-DATA 「SD/USB変換アダプタ付microSDカード」付属品

◆使用したメモリカード
1【CF】GREEN HOUSE「128MB CFカード」
2【SD】Canon「8MB SDカード」(デジカメ付属品)
3【miniSD】A-DATA「256MB miniSDカード」(80倍速)
4【microSD】Transcend「256MB microSDカード

◆組み合わせ別認識結果
○【a−1】認識OK
○【a−c−2】認識OK
○【a−c−de−3】認識OK
○【a−c−de−f−4】認識OK
○【a−c−gh−4】認識OK
○【b−2】認識OK
○【b−de−3】認識OK
●【b−de−f−4】認識NG
●【b−gh−4】認識NG

◆考察
テストしたメモリカードがCFカードとSD系カードだけなので、偏りがあり、データとして中途半端ですが、すいません。(^^;
(a)「CF→PCカードアダプタ」と(b)「マルチカードアダプタ」はどちらも古い物で、変換アダプタとしては初期の物です。
それに対して、SD系メモリカードはここ1年以内に購入した物ばかりです。
印象として、microSDカードは、認識に失敗する傾向があります。
ただし、(c)Panasonic製「SD→CF変換アダプタ」を間に入れることで、認識するようになりました。
HP200LXでSDカードを利用している方のホームページで、数社の「SD-CF変換アダプタ」を試した結果、Panasonic製「SD→CF変換アダプタ」でないと認識しなかったという話を読んだ記憶があるので、ちょっと特殊なことをしているのかもしれませんね。(^^)

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2007年8月28日 (火)

[DOSモバ] 「ATOK8 for DOS/V」の覚え書き

相変わらずDOSモバを使っていまして、なんかATOK8の調子が悪いので、ついでにDOSモバの再構築をしてみました。

とりあえず、過去のバックアップが当てにならないので、仕方なくATOK8を最初からインストールしようと思ったんですが、DOS環境がないとインストールできないんですね。(^^;
「友樹のおもちゃ箱」を漁れば、DOSの起動ディスクくらい見つかるだろうと思っていたですが、今回に限って、何故か見つかりません。(--;
とりあえず、オリジナルFDの内容を覗くと、ドライバとユーティリティは無圧縮の状態で記録されているようなので、そのままコピーして使えそうです。(^^)
問題は、辞書ファイル!
これが、ディスク2枚に分割されて、JustSystemオリジナルの圧縮がかかっているようです。

仕方がないので、ネットで情報を調べると、ATOK8にはATOK7/8/9の辞書ファイルが使えるという情報を見つけ、「友樹のおもちゃ箱」を探してみると、ありました「一太郎6 for Windows」のCD-ROM!
この中に分割されていない(もちろん無圧縮の)「ATOK9 for Windows」の辞書ファイルを発見!
後は、バックアップにあった「ATOK8.CNF」ファイルから起動パラメータをコピーして、「ATOK8 for DOS/V」の復活です。(^^)

と、思っていたら、これだけだとダメみたいで、DOSモバでATOK8を使う場合、いくつかの問題点があることを忘れていました。
「VZ Editor」でも発生する問題点ですが、MobileGearでBeep音を呼び出す時に仕様の違いからハングアップしてしまうという問題があります。
これに対応するパッチを「ATOK8A.SYS」に当てる必要があります。
あと、20行表示の際に最下行の表示が正しく表示されないという問題もあるようです。
これはバイナリエディタで、2カ所くらいを書き換えるだけでいいそうです。
詳細はリンクを参照してください。

■Beep音発生時のハングアップ対策パッチ
■20行表示を修正するパッチ

改めて、多くの方々のお力でDOSモバは最高のテキスト入力マシンとして完成されていたんだぁと思った友樹でした。(^^;

続きを読む "[DOSモバ] 「ATOK8 for DOS/V」の覚え書き"

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2007年6月28日 (木)

[MobileGear] DOSモバ雑感

どうにか仕事の方は目処がついてきました。DOSモバ、大活躍です!\(^O^)/
DOSモバ復活の結果、最近W-ZERO3はお留守番してます…。(^^;

改めてMobile Gearはよくできたモバイルマシンだなぁと感じます。
今まで、いくつかのモバイルマシンを使ってきましたが、自分の中では、まともにブラインドタッチのできる「最小のマシン」だと思ってます。

わたしはHP200LXやW-ZERO3でブラインドタッチできませんし、Jornada 7xxシリーズを挙げる方もいらっしゃると思いますが、わたし的にはOSがWindowsCEだということをネックに感じていました。
当時はMobile GearⅡのMC-R520を使っていたのですが、確かにブラインドタッチは快適でした。
しかし、スクリーンタッチを前提にしたアプリが多かったため、入力以外の操作をしようとした時に動作が途切れる感じがしてしまうんですよね。
Pocket WZ Editorを使うことで、ある程度は快適でしたが、微妙な違和感がずっとありました。

元々98NoteとVZ Editorの組み合わせで育ったわたしでしたから、「三つ子の魂、百まで」じゃないですけど、体に染み込んでいるんでしょうね。(^^;

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2007年6月24日 (日)

[MobileGear] DOSモバ復活!

最近は、「WX310K」と「Treo700p」と「W-ZERO3」の3台体制で非常に満足していました…。
しかし、急に膨大な量のテキスト入力の必要性に迫られ、W-ZERO3でポチポチやっていたのでは間に合いそうもないペースなんで、ストレスが溜り始めてます。(--;
ということで、久しぶりに「おもちゃ箱」を引っくり返しました。(^^;
目的は「Mobile Gear」の復活です。\(^O^)/

コイツを復活させようと思った理由は、非常に単純で、持ち運べて、ブラインドタッチのできるキーボードが欲しかっただけなんです。
外付けのBluetoothキーボードの購入も考えたんですが、通勤電車の膝の上でも使いたいことを考えると、ちょっと安定性に不安があったので、却下しました。(^^;

それで、使うアプリはこの組み合わせ!「VZ Editor」と「ATOK8」。個人的には最強です。(^^;
「VZ Editor」を使わなくなってかなり経ちますが、わたしの指には「VZ Editor」のキーアサインが染み込んでいるようです。(^^;
個人のPCはVZライクなキーアサインに変更してありますが、ノーマルの状態だと入力効率が半分以下になってしまいます。(^^;

テキスト入力のピンチヒッターのつもりで復活させたんですが、久し振りに環境設定してみて、すっかり設定方法を忘れていたんで、覚え書きとして、しばらく「DOSモバ」のエントリーが続くかもしれません。(^^;

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